自宅の網戸が古くなり、新しいものに買い替えたときのことです。ホームセンターで購入したぴかぴかの網戸を手に、意気揚々と窓辺に向かいました。これまで網戸の掃除などはしてきましたが、いざ自分で新しいものを取り付けるとなると、網戸のつけ方がいかに奥深いものであるかを痛感することになりました。最初は、ただレールに合わせればいいだけだと思い、網戸の下側からレールに乗せようとしたのですが、これが大きな間違いでした。何度やっても上の溝に入らず、重たい網戸を抱えたまま腕が震え、窓枠をガリガリと擦ってしまう始末でした。そこで、スマートフォンの動画でプロのやり方を調べてみると、網戸のつけ方には鉄則があることを知りました。それは「上から入れて下を乗せる」という順番です。改めて深呼吸をし、網戸の上枠を窓の一番外側にある高いレールに差し込みました。すると、驚くほどあっさりと上部が固定されました。次に、下側の車輪のような部分、いわゆる戸車をレールに合わせるのですが、ここで再び壁にぶつかりました。網戸の高さが微妙に足りないのか、レールに届きません。よく観察してみると、網戸の側面の下の方に小さなネジ穴がありました。これをドライバーで回してみると、戸車が上下に動き、網戸の高さを変えられることが分かりました。このネジを調整して少し高さを出したところ、カチッという心地よい音と共に網戸が下のレールに収まりました。その瞬間の達成感は、何物にも代えがたいものでした。しかし、作業はそこで終わりではありませんでした。網戸をスライドさせてみると、どうも動きが重いのです。調べてみると、上部にある「外れ止め」という部品がレールに干渉していることが判明しました。これを適切な位置に下げて固定し直すことで、ようやくスムーズな開閉が実現しました。窓を全開にして、新しくなった網戸越しに吹き抜ける風を感じたとき、苦労して自分で取り付けて本当に良かったと感じました。網戸のつけ方をマスターすることは、住まいを自分の手で整える楽しみの第一歩です。今では、他の部屋の網戸も点検し、必要であればいつでも交換できる自信がつきました。もし、私と同じように網戸の設置で手こずっている方がいたら、まずは順番を守ること、そして調整ネジの存在を忘れないことを伝えたいです。
網戸のつけ方に苦戦した私がようやく見つけたコツ