住まいの印象を一新する床の張り替えリフォームですが、計画を進める上で最も気になるのが費用面ではないでしょうか。費用は、リフォームの規模や選ぶ床材、工法によって大きく変動します。ここでは、その費用の内訳と、賢くコストを抑えるためのポイントについて解説します。床張り替えの費用は、主に「材料費」「工事費」「諸経費」の三つで構成されます。材料費は、フローリングやクッションフロアといった床材そのものの価格です。これは言うまでもなく、選ぶ製品のグレードによって大きく変わります。一般的に、無垢フローリングや高機能なフロアタイルは高価で、クッションフロアや安価な複合フローリングは比較的リーズナブルです。工事費には、既存の床の解体・撤去費用(張り替え工法の場合)、下地処理費用、新しい床材の施工費などが含まれます。特に、下地の状態が悪く、大掛かりな補修が必要な場合は、この工事費が想定より高くなる可能性があります。諸経費は、現場管理費や廃材の処分費、駐車場代など、工事を円滑に進めるために必要な経費です。具体的な費用相場を見てみると、例えば一般的な六畳の部屋をリフォームする場合、既存の床の上に新しい床材を張る「重ね張り工法」であれば、比較的安価なクッションフロアで五万円前後から、複合フローリングで十万円前後からが目安となります。一方、既存の床を剥がして下地から作り直す「張り替え工法」の場合は、解体費や下地工事費が加わるため、重ね張りに比べて五万円から十万円程度高くなるのが一般的です。では、どうすれば費用を抑えることができるのでしょうか。まず、複数のリフォーム会社から相見積もりを取ることは必須です。同じ内容でも会社によって見積額は異なるため、比較検討することで適正価格を把握できます。ただし、安さだけで選ぶのではなく、工事内容や保証、担当者の対応などを総合的に判断することが重要です。また、床材のグレードを見直すことも有効な手段です。すべての部屋に最高級の床材を使う必要はありません。リビングにはこだわりの床材を、寝室や子供部屋にはコストパフォーマンスの良いものを選ぶなど、メリハリをつけることで総額をコントロールできます。これらのポイントを押さえ、しっかりと計画を立てることで、予算内で満足のいく床リフォームを実現することができるでしょう。
床張り替えリフォームの費用と相場を徹底解説