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デザインリフォーム事例!マンションに個性をプラス
マンションのリフォームでは、機能性だけでなく「デザイン性」にこだわり、自分らしい個性をプラスしたいと考える方も多いでしょう。今回は、デザイン性を重視したマンションリフォームの具体的な事例とそのポイントをご紹介します。築10年のマンションに住むE様は、内装が画一的で物足りなさを感じていました。そこで、予算400万円でデザインリフォームを実施。まず、リビングの壁の一面をアクセントウォールとして、落ち着いたトーンのネイビーの壁紙に張り替えました。これにより、部屋全体に深みと高級感が生まれ、お気に入りの絵画が映える空間に。床材は、既存の一般的なフローリングから、ヘリンボーン柄のフローリングに変更。クラシカルでありながらモダンな雰囲気を演出しました。照明計画も抜かりなく、リビングにはデザイン性の高いペンダントライトを複数配置し、ダイニングには光の広がりを意識したダウンライトを埋め込むことで、シーンに合わせた多様な光の演出を可能にしました。また、玄関には間接照明とニッチ(壁のくぼみ)を設け、お気に入りの小物を飾るギャラリースペースに。扉や建具も、既存の標準的なものから、木目調でデザイン性の高いものに交換し、部屋全体の統一感を高めました。工事期間は約1ヶ月。リフォーム後は、E様が思い描いていた通りの、洗練された個性的な空間が完成しました。デザインリフォームは、費用はかかりますが、住む人の感性を表現し、日々の生活を豊かに彩るための投資として、非常に価値のある選択と言えるでしょう。
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バリアフリーリフォーム事例!マンションの安全性向上
マンションに住む高齢者の方や、将来に備えて「バリアフリーリフォーム」を検討するご家庭は少なくありません。転倒などの事故を防ぎ、安全で快適な生活を送るためのバリアフリー改修は非常に重要です。今回は、マンションバリアフリーリフォームの具体的な事例とそのポイントをご紹介します。築20年のマンションに住むF様は、高齢になった両親との同居を機に、予算150万円でバリアフリーリフォームを決行。まず、玄関の上がり框(かまち)に手すりを設置し、靴の脱ぎ履きを安全にできるようにしました。また、廊下やトイレ、浴室など、家の中で移動が多い場所に重点的に手すりを設置。特に浴室は、滑りにくい床材に交換するとともに、浴槽のまたぎ高を低くし、シャワーチェアーが置けるスペースを確保しました。これにより、入浴時の転倒リスクを大幅に軽減。トイレは、和式から洋式便器に交換し、手すりも設置することで、安心して利用できるようになりました。段差の解消も重要なポイントです。室内のわずかな段差も転倒の原因となるため、各部屋の敷居を撤去し、フラットな床に統一しました。引き戸への変更も、開閉の際の負担を減らす効果があります。工事期間は約2週間。バリアフリーリフォーム後は、F様のご両親が家の中を安心して移動できるようになり、介護をするF様の負担も軽減されました。バリアフリーリフォームは、費用はかかりますが、居住者の安全と快適性を確保し、安心して長く住み続けるための重要な投資と言えるでしょう。