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  • バリアフリーリフォーム事例!マンションの安全性向上

    マンションに住む高齢者の方や、将来に備えて「バリアフリーリフォーム」を検討するご家庭は少なくありません。転倒などの事故を防ぎ、安全で快適な生活を送るためのバリアフリー改修は非常に重要です。今回は、マンションバリアフリーリフォームの具体的な事例とそのポイントをご紹介します。築20年のマンションに住むF様は、高齢になった両親との同居を機に、予算150万円でバリアフリーリフォームを決行。まず、玄関の上がり框(かまち)に手すりを設置し、靴の脱ぎ履きを安全にできるようにしました。また、廊下やトイレ、浴室など、家の中で移動が多い場所に重点的に手すりを設置。特に浴室は、滑りにくい床材に交換するとともに、浴槽のまたぎ高を低くし、シャワーチェアーが置けるスペースを確保しました。これにより、入浴時の転倒リスクを大幅に軽減。トイレは、和式から洋式便器に交換し、手すりも設置することで、安心して利用できるようになりました。段差の解消も重要なポイントです。室内のわずかな段差も転倒の原因となるため、各部屋の敷居を撤去し、フラットな床に統一しました。引き戸への変更も、開閉の際の負担を減らす効果があります。工事期間は約2週間。バリアフリーリフォーム後は、F様のご両親が家の中を安心して移動できるようになり、介護をするF様の負担も軽減されました。バリアフリーリフォームは、費用はかかりますが、居住者の安全と快適性を確保し、安心して長く住み続けるための重要な投資と言えるでしょう。